はじめに
澤村伊智著の小説「ぼぎわんが来る」と、中島哲也監督による映画「来る」を合わせて感想を書いていきたいと思います。
「ぼぎわんがくる」は数々の賞を受賞しています。
- 2015年受賞 第22回日本ホラー小説大賞 史上初の全選考委員A評価
- 2016年 本屋大賞ノミネート
- 2016年 吉川英治文学新人賞候補
登場人物
個性豊かで魅力的なキャラクターたち。
『ぼぎわんがくる』の登場人物は、物語の展開や怪奇現象の解明に深く関わる個性豊かなキャラクターたちが登場します。
以下に主な登場人物を紹介します。
田原秀樹(たはら ひでき)
- 新婚でイクメンなサラリーマン。
- 子育てブログを書いており、家族思いで責任感の強い性格。
田原香奈(たはら かな)
- 秀樹の妻で明るく優しい女性。
- 秀樹との間に子供がおり、育児に奮闘する。
野崎昆(のざき こん)
- オカルトライターで冷静な性格。
- 秀樹とは唐草の紹介で知り合い、怪奇現象に興味を持つ。
比嘉真琴(ひが まこと)
- 霊媒師で、神秘的な雰囲気を持ちながらも芯の強い女性。
- 物語の鍵を握る重要な登場人物であり、姉の琴子と共に物語を支える。
比嘉琴子(ひが ことこ)
- 霊媒師であり、比嘉真琴の姉。
- 警察本部及び政府にもコネクションがあり、日本で最強と呼ばれる霊能力者。
- 物語中で重要な役割を果たす。
田原志津(たはら しづ)
- 秀樹の祖母で感情を表に出さないが、恐ろしい過去を持つ。
- 物語の始まりとなる事件に深く関わっている。
小説と映画の違い
- ストーリー:
- 小説:秀樹と真琴を中心に、怪異の謎に迫る過程が描かれる。
- 映画:エンターテイメント性が高く、アクションシーンも追加される。
- スペクタクル感:映画では、小説にはない壮大なスケールのシーンが追加される。
感想
小説と映画、それぞれ異なる魅力があり、どちらも非常に面白かったです。
- 小説:じっくりと恐怖を味わいたい方におすすめ。
- 映画:エンターテイメント性の高いホラー作品を楽しみたい方におすすめ。
おすすめポイント
- 個性豊かで魅力的な登場人物
- 逃れられない恐怖
- 小説と映画で異なる魅力
評価
- 小説:★★★★☆
- 映画:★★★★★